きもの染織展十日町フェアｉｎ名古屋

日時

令和6年11月22日㈮・23日㈯・24日㈰・25日㈪
※11月22日・23日・24日は午前9時30分～午後6時、25日は午前9時30分～午後5時

会場

デザインホール (ナディアパーク内) 3階展示場
愛知県名古屋市中区栄3丁目18-1 　電話　052-265-2001

主催

きもの染織展十日町フェア実行委員会

後援

十日町市、十日町商工会議所、十日町織物工業協同組合、十日町織物産地買継商業組合、十日町きもの流通連合、(一社)十日町市観光協会、(一財)十日町地域地場産業振興センター

きもの総合産地「十日町のきもの」が一堂に。

　「十日町きもの染織展」は、織と染の総合産地である十日町の新作きものを一堂に展示し、お買い求めいただける展示商談会です。
平成19年８月に東京において第１回を開催して以来、回を重ねてきました。

十日町友禅が新潟県の伝統工芸品に指定されました。

十日町産地では、経済産業大臣指定伝統的工芸品として先染商品の「十日町明石ちぢみ」と「十日町絣」がありますが、
令和４年５月に後染商品である「十日町友禅」が新潟県の伝統工芸品に指定されました。
織と染の総合産地として更なる振興を目指します。

参加メーカー　参加商社

「雪ときもの」のまち、十日町市

市街地でも積雪が２ｍを超え、全国屈指の豪雪地として知られる十日町市。人々は知恵と工夫で独自の生活様式を生み出して、雪と戦いながらも、雪を生かし、しなやかに生き抜いてきました。
冬でも多湿で乾燥を嫌う麻織物の糸を扱うことに適していた十日町では、春から秋は田畑を耕し、半年近く雪に埋もれる冬になると唯一の仕事である機織に没頭し、脈々と受け継いできたその技術が十日町織物の原点です。
歴史も古く、古墳時代中期の遺跡からも織物用具が発見されています。江戸時代末期には、麻から絹への転換、さらに昭和30年代から染商品へ進出。豪雪がもたらす非常に純度の高い軟水を使用することで染料の発色が良く、十日町産地は伝統的工芸品に指定された「十日町絣」「十日町明石ちぢみ」に代表される先染と、「振袖」「訪問着」に代表される後染の技術の両輪を併せ持つ全国屈指のきもの総合産地へと発展を遂げました。
こうした十日町市のきもの産業の変遷を含む、雪国の歴史文化は「究極の雪国とおかまち－真説！豪雪地ものがたり－」として日本遺産に認定されています。